第三章 聞いてないんですけど?・・・

さて。
刃物台の調整も終わって、しばらく使い続けておりました。長物の加工があったので、とりあえず回転センターを取り付けてみます。
ゴリゴリゴリ・・・・・・・・・
寸法を測ってみたら、なんか、微妙にテーパーついてるし・・・・

なんでじゃ!!!!!!

というわけで、主軸側に固定センター取り付けて、芯押し台にもセンターを取り付けてあわせてみると・・・・・

ずれてる・・・・・

||||||||||||||(* ̄ロ ̄)ガーン||||||||||||||||

なんか、芯押し台を取り外してみると、いっぱいネジがついてるんですわ。
土台と本体がセパレートだし。ふつう、ありえないんですけど?

あぁ・・・・ここもか・・・・・・

やっぱり調整しなきゃいけないのね・・・(T-T)
まあ、落ち込んでいても仕方がない。とりあえずは板でも敷いて・・・・ってよ!!!
芯押し台のほうがたけーじゃんかよ!
あぁ・・・
削らなきゃ・・・
フライス盤の登場となりました。

ごごごごご・・・・・

削る削る。高さを調整するためにゴリゴリ削り倒します。
そして、再組み立てしたあとは、薄板で微調整。
ハンマーで軽くたたいていると、いよかん塗料がぼろぼろと剥がれ落ちていきます。
ああ・・・もう・・・どうでもいいわい!!!

やっと普通に使えるまでに、かれこれ3週間・・・
やっぱりねー、こういう機械はケチっちゃいけませんわ。
高くても、調整済みの機械を買うのが正解だとわかった2005年の冬の出来事でした。

その後・・・・・

まずは芯押し台基礎部分の改良です。
  
この画像を見ておわかりでしょう。
いかにちゃちい基礎がくっついていることか!

子供の工作じゃないんだから・・・・・

ということで左側。
ちゃんと工作しました。鉄の塊をフライス加工して、ずん切りのステンレスボルトをねじ込んであります。固定するために4ミリの穴を開け、4ミリに削った真鍮棒で串刺しにしてやりました。
ぜんぜん違います。
安定しています。

純正品(?)は、ゴミ箱に投げつけてやりました!!

その後、なんとか使いこなしています。
だがしかし!なんか釈然としない。
マニュアルの最初あたりに、こう書いてあります。

「サドル、クローススライドおよびコンパウンド・スライドなどの調整は工場で最適な状態にセットされましたが、搬送の途中に調整が狂ってしまうことがあります。」

いやいや・・・あのね・・・・

輸送途中に、芯押し台の土台は鉄が増殖したのかい?
「セットされましたが」って、マニュアルなのに何で過去形なんだよ。手紙かよ!
だいいち、あっちこっち狂いまくってるじゃねーかよ!



┐( -"-)┌

あと、どうでもいいことだけど、ハンドルについてる目盛りがどうもうさんくさい。
目盛りどおりに切り込むと、削りすぎてしまう。
一回切り込むごとに、デジタルノギスを当てて微調整しながら、なんとか使ってます。
まあ、だいたい合ってるので文句は言えませんわなw
目盛りは当てにしないのがいちばんです。

そして2ヵ月後・・・

本日、変速ギアがぶっ壊れました!!

((o(>皿<)o)) キィィィ!!

なんか、昨日から変な音がしていたんですよ。
一定の間隔で「ゴン・・・ゴン・・・ゴン・・・」
なんか、気にするのもめんどくさいし、ほって置いたんですよ。
そしたら、ねじ切るのに歯車を変えようと外したら・・・
 割れてるし・・・・・・・

で、HP見たら歯車売ってるし・・・・・
多分、消耗品ということなんだろうね。
メイドインチャイナだから、しょうがないのだろうけど・・・・・・

なんかくやしい!!!!!

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